詰め込み世代、ゆとり世代、さとり世代
そんな感じで時代の流れとともに○○世代という風に名付けられて話題にされていますよね。
ゆとり世代とさとり世代の境目は何歳なのかとかはよくわかりませんが、私はゆとり世代に入るはずです。
なんか、ゆとり世代、さとり世代は上の世代にバカにされるような扱いを受けてますよね。
この本も、上の世代が下の世代を少しバカにする形で書かれています。(筆者の意図としてはバカにしてる気持ちはないかもしれませんが(笑))
上の世代の方は、さとり世代の行動が理解できない人が多いと思うので、真剣に読んでこれからのさとり世代との接し方に活かすことができると思います。
さとり世代の方は、「そんなにふざけた行動はしねーよ」「どんだけ誇張してんだ」「それは本当に一部のやつだけがやる行動だ。一緒にするな」といった感じで、怒りと呆れと苦笑と嘲笑をいりまじりながら読むことができるので、面白いと思います。
さとり世代のトリセツ
それでは、この本の中で、私が納得できた部分と納得できなかった部分を織り交ぜながら紹介したいと思います。
昼食は社内の人としない
社内の人に声をかけたり、かけられたりして昼ご飯を社内の人と一緒に食べるのが一般的であるにもかかわらず、さとり世代は一人で昼食をとる人が多い、筆者は言っています。
私の意見は、昼ご飯は一人で食べてもいいだろ!!
なんで休み時間までも自分の自由にさせようとしてくれないんだ。上の世代は。
昼ご飯を一緒に食べて、コミュニケーションを図ることで、離職率の低下につながると筆者は言っていますが、一人で休み時間はのんびりしたいのに、上司といやいや昼食を一緒に食べて、ずっと気を使い続けるほうが、よっぽど下の世代には辛くて、離職率が上がる気がする。
相槌が下手
少しだけ共感できた。
さとり世代は上の世代に仕事を教えてもらっているとき、頷きなどの反応を特にしないことが多い気はする。
私の職場でも、「反応がないから理解してるのかがわからない」と言われている、新入社員はいる。
こちらが話していても、相手が無反応であれば不安になりますよね。
私はなるべく、頷いたり、「はい」というように声を出すようにしています。(相槌のタイミングを失敗することは多々ありますが(笑) )
親に休みの連絡をしてもらう
いやいや、私は出会ったことがありません!!休みの連絡を親がする人なんて!
ネット上の書き込みでしか見たことがない!
この筆者はネット上のほんの一部の人の話を鵜吞みにしてこの本を書いているのじゃないかと思ってします。
まあ、筆者の言っていることは、
「さとり世代は都合の悪いことはすぐに親にいい、親は頼まれてもいないのに子供の会社に連絡してしまう。」
そういったさとり世代の「親」の問題点を指摘している。
さとり世代の親って、、、それこそ、50代とか上の世代だろ!!
筆者は「この親ありにしてゆとり世代ありか」と言っている。
であるならば、ゆとり世代の問題点は上の世代のせいだろ!!
ならば、ゆとり世代のトリセツじゃなくて、上の世代のトリセツをこの筆者は書いたほうがいいのじゃないだろうか。
まあ、ともあれ、納得できるところも、ツッコめるところもあり、なかなか面白い本でした。(笑)
筆者の意見は9割方「ゆとり世代」をバカにしています。(笑)
ぜひとも、私たち、「ゆとり」「さとり」世代はツッコみながら読むと面白いです。
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