現場と経営陣の関係がひどすぎて、全くうまくいっていない会社って世の中にきっとたくさんありますよね。
この本の著者もそういった会社に所属していた一人。
そんな会社にいた著者が会社をどのように改革していったか。
今、管理職として勤めている人、これからなる人、その両方に参考になる一冊です。
私が印象に残った言葉を紹介します。
「誰にも頼らずに頑張った」は最悪のリーダーシップ
才能があり、なんでも一人でこなしてきた人が抜群のリーダーシップを持っていそうですが、本書では違うと言っています。
仕事を手放すことがリーダーの仕事であり、周りを信じることが大切。
任せられるところは、最大限任せるのが良いのです。
課題解決ではなく「課題変革」がリーダーの仕事
これはなかなか難しいけど大事なことだなと思いました。
「経営者の仕事は、「現在の課題解決」ではなく課題を変えること」
経営者は会社のステージを変える大きなアクションをとることで、非線形の成長に会社を導くこと。
目の前にある、すでに明らかになっている課題の解決は、経営者でなはなくCOOや部長、マネージャーといった人たちがする仕事なのです。
この本で経営者、リーダーの仕事を改めて考えてみましょう!
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