皆さんディズニーランドやディズニーシーに行ったことをありますか?
一度は行ったことがある人が多いと思います。
行ったことがある人は、みんな思うと思います。
ディズニーのスタッフは全員いつも笑顔だし、接客が最高にいい!!
それだけでもすごいのに、さらに驚きなのが、
ディズニーのスタッフは9割がバイトということです。
まさかほとんどがバイトだとは!
私が居酒屋でバイトをしていた時なんて、一応接客なのでお客さんの前では笑顔だけど、心の中では「早くバイトの時間終わんないかなー」「バイトめんどくさいなー、でも生活のためだししょうがないかー」というだらだらした気持ちでやっていたのに、、、
ディズニーのバイトのスタッフには頭が上がりません。
でも、正直、ディズニーのバイトスタッフの中にも私のようにバイトへの意識の低い人はいるんじゃないかなー。
いや、いません!
ディズニーのバイトスタッフは全ての人がリーダのような責任感をもってやっています。
なぜ、そのような意識の高いバイトがたくさんいるのか。
それは「ディズニーの教え方」に秘密があります。
その秘密をこの本で覗いてみましょう!
9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方
すこーしだけその秘密を紹介しちゃいます。
ディズニーでは、熱意のある先輩が指導役に抜擢される
これは、当然かもしれませんが、普通の企業では年功序列のため、熱意あるないにかかわらず年を取れば上の立場になるので、必ずしも自分に指導してくれる人が熱意ある人とは限りません。
しかし、自分を指導してくれる先輩が熱意があるってとても大事ですよね。
自分を指導してくれる人が仕事に対して熱意もなくだらだらとやっているようでは、こちらのモチベーションは上がりません。
ディズニーでは「トレーナー」と呼ばれるキャストが新人や後輩キャストに研修をしています。
この「トレーナー」は主にアルバイトから選ばれます。
このキャストはどのように選ばれるかというと、各施設の責任者が、キャストの普段の仕事ぶりを見て、「ほかのキャストに、いつもしっかり教えてあげてるし、楽しそうだな」と思ったら、後日その人と面談してこう問いかけます。
「あなたは、人を育てることに喜びをかんじますか」と。
そして、トレーナーになる意思を確認するのです。
このように、ディズニーではアトラクションのナレーションのうまさや、年数が上だからということでトレーナーになるわけではないのです。
トレーナーになる一番の条件は、教えるのがうまいこと、そしてなにより、人に教える、育てることに喜びを見出していること、情熱、熱意を持っていることなのです。
「教える喜び」を感じないと後輩は育たない
企業の中でも、ぜひ、こういった基準で後輩の指導者を選んでほしいですね。
仕事の成果だけに注目しない
どうしても上の立場になると、会社の数字を追わなければいけないので、後輩に対しても成果を求めるようになってしまいがちです。
しかし、後輩は成果のことばかり話されては「いつも会社や自分のことばかり考える先輩だな」と思われて、後輩からの信頼を損ねてしまいます。
後輩は自分がどれだけ頑張ったかも見てもらいたいと思っています。
後輩のがんばりも認めてあげることも先輩としてとても大事なことです。
そして、後輩が成果をあげたときも、その成果をほめるのではなく「君の頑張りが実を結んだね」というように、後輩の行為そのものをほめてあげることが重要です。
ディズニーはほめ方もここまで徹底しているからこそ、最高のスタッフが育つのですね。
ディズニーの教え方は、ディズニーでしか通用しないやり方ではなく、どこでも活かすことができる教え方です。
ぜひとも、皆さんの会社やバイト先、サークル、部活などでもディズニーの教え方を活かしてほしいです。
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