ディズニー・ワールドで運営担当を10年以上勤めた作者だからこその「サービス」不変のルール。
「サービスとは思いやり」
あなたもとってもシンプルで簡単な人を喜ばせるルールを学び、人に幸せを与えられる人になろう!
小さなサプライズから始めよう
人を喜ばせるためのルールを少しだけ紹介しちゃいます。
経験はときとして可能性をつぶす
これは意外です。
経験から学んだことは重みもあり、今後の人生で必ず役に立つとあらゆる本で見ます。
しかし、その経験が可能性をつぶしてしまうこともある。
果たしてどういうことなのか。
豊富な専門知識は価値あるものだが、同時に斬新な発想を抑え込む危険性も秘めているのだ。
「どうしてこのやり方をするのか?」と訊かれたときに「ずっとこのやり方でやってきた」とだけは答えるべきではない。
昔からの習慣で行っているというのでは何も成長しない。
日々、多くの人に話を聞き、もっと良くなるためにはどうすればいいのかを考え続け、実践するのだ。
過去の経験に縛られるのではなく、過去の経験を活かし、さらなる上を目指すのだ。
「だれかのために働く」ことに幸せはある
とても心に突き刺さる言葉ですね。
「サービスって何をするものだと思いますか?」
こう質問されたこの本の筆者の10歳の孫息子は、
「その人を助けてあげたいと思うこと」
とやすやすと本質をついてきたのだ。
しかし、大人になると自己中心的な人ばかりでこのように答える人は少ないだろう。
管理職クラスの人に同じ質問をすると、
「24時間開いている」「無料で配達」など、会社の提供しているサービスや利便性を上げるのではないだろうか。
しかし、これは業務の一環としてのサービスであり、役に立ちたいという気持ちからのサービスではない。
みなさんは知っているだろうか?
困っている人を助けるような仕事に就いているひとは、そうでない人よりも健康で、幸せで長生きをする。
人にサービスする仕事は気分を上向かせ、人生の満足度を高め、ストレスを軽減し、免疫反応を強化させることが研究で明らかになっているのだ。
誰かのために本気で働くことが、人生を幸せにする近道なのだ。
人を喜ばせるとは、どういうことなのか。
皆さんもこの本を読んで考えてみて下さい。
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