多読の重要性とは?
みなさんはビジネス書をたくさん読んでいますか?
若い人は小説ならまだしも、ビジネス書なんかほとんど読まないですよね。
中堅の社会人はビジネス書を読みたいと思っても仕事が忙しくなかなか読む時間がないですよね。
私も平日は読む時間がほとんどなく、寝る前に少し読んで、休みの日にまとめて読むという感じで読んでいます。
でも、ほんとは違うんです!!
この本いわく、「忙しくて本を読むヒマがない」のではなく、「本を読まないから時間がない」のです。
これはどういうことか?
ビジネス書には努力の末に成功した人がその知識やノウハウを書いたものがたくさんあります。
成功した人が何年、何十年もかけて体得したノウハウを、わずか一冊の本を読むだけで手に入れることができるのです。
そのうえで自分なりの工夫を加えれば、早く、少ない労力で、成功にたどり着ける。
その結果、時間の余裕が生まれるというわけです。
本を読まない人は、せっかく本にうまいやり方が書いてあるのに、自分で一から試行錯誤してやろうとする。
要領が悪すぎます。
最短で、成功したい人は、ぜひ本をたくさん読みましょう!
レバレッジ・リーディング
この本で、印象に残った言葉を紹介します。
読書で自分の中の「常識」を更新する
本を読むことの重要性はわかっていても、多読をする必要はあるのか。
あるんです!
世の中が変わり続ける以上、読書で身に付けた知識も古びていってしまう。
もちろん、普遍的な「原則原理」もあります。
しかし、ほとんどのことは変化していく。
なので、こまめに自分のなかの「常識」を更新していく必要がある。
多読をしていれば、それに乗り遅れることはない。
それどころか、世の中の動きをいち早く察知して、未来を予測することすらできるようになる。
意識して自分に新しい刺激を与え続けないと、自分のやり方に固執したり、視野が狭くなってしまう。
だからこそ、多読は絶対必要なのです。
ダメな本はすぐ捨てる
本をたくさん読んでいると、「この本ははずれだな」ということもありますよね。
そんな時に、皆さんはどうしているでしょうか?
お金を出して買った本だから、最後まで読もうとしますか?
それではだめなんです。
「ダメな本」だと思ったらすぐに読むのをやめるのです。
1500円ほどの本のために、自分の時間を捨ててしまうのはもったいない。
時間よりも、本を捨てましょう!
ダメな本を切り捨てて、次の本に取り掛かり、もっといい本を読むことに全力を注ぐのです。
そうすれば、1500円ぐらいは、良質な本を読めば、すぐに取り返せます。
あなたも多読で知識という財産を手に入れましょう!
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