池上彰さんの本です。
池上さんはテレビの2時間番組に出演して、話題のニュースを伝えてくれていますよね。
わかりやすくニュースを伝えてくれて、なにも知らない私でも理解しやすくてとても助かっています。
池上さんの声、話し方は落ち着いてて、聞き心地がとてもいいです。
さらには、しっかりと相手の話に耳を傾けてくれていてすごい方であるのは間違いないです。
そんな池上彰さんですが、今回のこの本は、ニュースではなく、「伝える力」を語ってくれています。
この本を読めば、なぜ池上さんの説明はあんなにもわかりやすいのかがわかります。
そして、私たちもこの本を実践すれば、池上さんに近づくことができます。
伝える力
私が印象に残った言葉を紹介します。
その言葉に“愛情”はあるか
失礼なことを言ったり、悪口を言ったりするけれど、なぜか大きな問題にならずに、好感をもたれるずるい人っていますよね!
一方で、嫌われてしまう人もいる。
この違いはなにか。
そう!「愛情」です。
相手への愛情があり、互いの信頼関係があれば、同じ言葉でも、受け取りかたは全く違います。
愛情のない相手へのいじりはやめたほうがいいですね!
「聞く」ことで「伝わる」こともある
これは深い言葉です。
自動車の営業マンが、「この間あの有名な〇〇さんが私から車買ったんです」という話を自慢げにしてくる。すると、こちらは「この人はあちこちでこういう話をするんだな」と思ってしまう。
この人から車を買ったら、自分のこともあちこちで話されるんだろうなと思われてしまい、信用を失う。
これは芸能人ならではの話ではあるかもしれませんが、私たちも取引先の方と話すときは第3者のことはとやかく言わないようにした方がいいですね。
「聞く」ことで「伝わる」
肝に命じときましょう!
池上さんにぜひ、コミュニケーション能力を学んでみてください。
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