最近、テレビ出演などで話題の女子高生社長、椎木里佳の初めての著書です。
女子高生社長、経営を学ぶ
この本は椎木里佳とその父である椎木隆太の対談形式で書かれています。
父、椎木隆太とは?
私は知らなかったのですが、株式会社ディー・エル・イーの代表取締役であり「秘密結社 鷹の爪」などをヒットさせ、2015年6月には東京ガールズコレクションを買収したりなどをしている生粋の経営者です。
そんな親子の対談は、まじめかつ、親子ならではの掛け合いで面白い。
中3で起業?
椎木里佳は中学3年生で起業している。この時点で他の人とはやることが違う。しかし、今の時代、学生で起業というのはそんなに難しいことではないのかもしれない。
ネット社会がどんどん進み、低コストで様々なネットビジネスができるようになってきている。
近いうちに椎木里佳のような学生起業家がたくさん現れるかもしれない。というか現れてほしい。
そうすると日本は活気にあふれ、また世界の中の競争で勝ち上がれるかもしれない。
そういう私も近いうち起業しようと試みている若者である。(学生ではないけど(笑))
椎木隆太も「若いうちに起業を経験するべき」と言っている。
学校では学べないことが学べるし、リスクも少ない。
一度起業してみて、自分には合わないとわかったら普通に就職することも難なくできる。
起業という経験は生きていくうえで貴重であり、そのあとの人生に必ずプラスに働くだろう。
今の時代の会社のあり方とは?
今の時代、起業後が順調にいっていたとしても、いたずらに社員を増やし、会社の規模を大きくはしようとしなくていいと言っている。
SNSなどを使えば、その時に必要な人材は集めることができる。
これからは社員を雇ってともに働くという方法と、その時その時のプロジェクトごとに人を日本、世界からネットでつながって、一つのプロジェクトを完成させていくような時代が来るかもしれない。
働き方の多様化に備えて
この先、働き方が多様化され、さらに手軽に起業して社会に貢献する人たちがどんどん増えていくかもしれない。私自身もその波に乗り遅れないようにしっかりと日々学び、実践していきたい、そう思える一冊でした。
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